2009年06月19日号

樺太移住殉難者を慰霊する墓前祭

江別市対雁・市営墓地で 6月20日午後2時

明治8年(1875年)、千島樺太交換条約締結の際に強制移住させられ、現在の江別市対雁(ついしかり)で集団生活を強いられていた樺太先住者の半数近くが、明治19年のコレラ、天然痘大流行によって犠牲になるという悲惨な事件があったが、その人々の墓前で遺族と共に慰霊し、アイヌ民族である樺太先住者の様式にのっとった祖先供養を行う「第30回樺太移住殉難者墓前祭」が6月20日(土)午後2時より、江別市営墓地で開催される。主催の対雁墓前祭実行委員会では「樺太アイヌの血筋と思われる方の積極的なご参加を、特段の思いでお待ちしています」と語るとともに、一般の人々の多くの参列、慰霊の焼香を呼びかけている。


   明治の初め、領土問題の犠牲となって故郷を追われた樺太先住者が辛酸の末に遭遇したこの悲劇は、歴史の狭間に長い間忘れられていたが、樺太史料研究会の活動により江別市の浄土真宗・真願寺に保存されていた過去帳が発見され、それを頼りに遺族が呼びかけあって昭和54年、第1回墓前祭が行われ、今日に至っている。


   問い合わせ/同実行委員会・田澤さん【TEL】686―0901。


家あげ花火

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