自己検診
今回は自分で採取して輸送する子宮頸癌検診を御紹介したいと思います。子宮頸がん検診を受けなくては…と思ってはいても、検診に行かない方は多いのではないでしょうか? それは、恥ずかしい、時間がない、面倒だ、大丈夫だろうと言うのが主な理由ではと思います。この中で恥ずかしい、時間がないなどの理由に対して自己検診があります。
子宮がん検診は子宮頚部の細胞を擦って採取して検査をする細胞診で行われてきており、以前より細胞の自己検診がありましたが、正診率が50%以下(30%以下と言う報告もあり)と低くお薦めはできませんでした。最近、子宮頸癌は、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が持続し、さらに染色体の修復機転での問題が生じ癌化していくということが解かり、このHPVDNAを検出することで子宮頸癌やその前癌病変の早期発見をしようと考えられています。新しい子宮頸癌の自己検診というのはこのHPVDNAを用いたもので正診率は80%以上とされています。
この自己検診の検査の方法は、子宮頸癌の原因となるHPVに感染しているかどうかを調べることによって、子宮頸癌になる危険度をチェックすることができます。HPV陽性の場合は医療施設で定期的な細胞診検査を受けられることをおすすめします。この方法は当クリニックが特定非営利活動法人子宮頸がんを考える市民の会(http://orangeclover.org/)との共同で始めました。興味のある方は当クリニックのホームページを御覧下さい。